添加物の多い食品(美ライフ長谷川桜子)
添加物の多い食品
添加物の相互作用に関する検証は、まだまだ不十分です。加工肉や魚卵、練りものとりすぎに注意。
日本で許可されている化学合成添加物の種類は、393品目もあります。これはイギリスの約18倍、フランスの約12倍、アメリカの約3倍です。許可されていたものでも発がん性などが判明し、あとになって使用禁止になるということもときどきあります。
いろいろな添加物をとった場合の複合毒性
添加物に対して私がいちばん問題にしているのは、いろいろな添加物をいっしょにとった場合です。一つひとつの添加物は毒性が検査され、使用量も決まっていますが、いろいろな添加物をとった場合の複合毒性は、十分に検査されていません。食品添加物がいくつか組み合わされると神経組織の発達を妨げるように相互作用することを示唆する実験結果も発表されています。
添加物は多くの加工食品に入っていますが、特に多いのはハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉、イクラ、明太子、たらこなどの魚卵、かまぼこ、ちくわなどの練りもの系と覚えておきましょう。